浮間ヶ原桜草圃場

うきまがはらさくらそうほじょう

解説

赤羽から浮間橋を渡ったところの一帯は、浮間ヶ原と呼ばれ、桜草の群生地として広く知られていました。 季節になると見物人が絶えず、橋がない頃は臨時の渡船場が設けられたほどです。

田山花袋の『一日の行楽』、永井荷風の『葛飾土産』にも浮間ヶ原の桜草について書かれています。

その後桜草は荒川の改修による環境の変化で激減してしまいました。そして、昭和37年8月には地元の人々によって、 浮間桜草保存会が結成され保存活動が始まりました。

現在は保存会が桜草の保存につとめています。そのおかげで自生に近い状態で保存されている桜草を鑑賞することができます。

桜草は毎年4月中旬に一般公開しています。

所在地浮間2-30
連絡先 産業振興課産業振興係
03-5390-1234

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