八雲神社

やくもじんじゃ

解説

八雲神社の創建年代は不明ですが、江戸時代には日光御成道の岩淵宿鎮守として崇敬篤く、 荒川流域のため水神社がまつられています。

また、祭神である須佐之男尊(すさのおのみこと)の伝説(須佐之男尊がキュウリの上に降り立ったことから、 キュウリを尊ぶようになった)により、古くは氏子たちはキュウリを食べなかったようです。

境内に建つ「岩淵町名存続之碑」は、 昭和37年に制定された「住居表示に関する法律」により、 全国的に由緒ある地名が消えていく中、 町民の方々の地道な存続運動を続けてきた結果、 存続することになったことを記念して建設されたものです。

蔵には勝海舟(かつかいしゅう)自筆の大旗が保管されています。これは明治になったある日に勝海舟のもとに岩淵宿から3人の男が訪ねて、神社に奉納する大のぼりに字を書いてほしいと願い出たからとされています。

所在地岩淵町22ー21
連絡先 03-3901-2843
行事

初詣

元旦、深夜、参拝者には御神酒がふるまわれる。


例大祭

例年6月第1土・日曜 9:00~21:00 2年に1度御輿渡御

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