七社神社

ななしゃじんじゃ

解説

七社神社は、江戸時代には西ヶ原村の鎮守で、無量寺境内の高台、現在の旧古河庭園内にありました。 明治初年に、神仏分離により現在の地に移されました。

現在の社地は、かつては神明宮の社地で、ここには樹齢千年以上といわれる杉があったことから、 一本杉神明宮とよばれていました。七社神社の移転により、神明宮は天祖神社と呼ばれるようになりました。 杉は枯れてしまい、伐採されましたが現在も切り株は残されています。

また、七社神社前遺跡からは、原型をとどめた古代人のブレスレット・鉄釧 (てつくしろ 北区指定有形文化財。北区飛鳥山博物館蔵)が出土しました。

境内には旧古河邸の古河家寄贈の孔子像と孟子像があります。 4月中旬には、社殿の左右にある八重桜「御衣黄」と「福禄寿」が開花。

9月の秋分の日には大祭が行われ、23日の本祭には国指定重要無形文化財保持者・松本源之助氏による「江戸里神楽」が奉納されます。

説明板北区教育委員会設置文化財説明板/旧一本杉神明宮社寺
所在地西ケ原2-11-1
連絡先 03-3910-1641
行事 大祭
秋分の日とその前日 12:00-21:00
境内や参道に多くの露店が並ぶ。
元旦祭
1月1日 午前0:00
舞殿では子どもたちによる寿ばやし、獅子舞のほか、詩吟、剣舞,箏曲が演奏される。
1月1日~3日は境内に羽子板などが用意され、お正月遊びが自由に楽しめる。
節分祭追儺式(豆まき)
2月節分の日 18:00-19:30
豆まき
大祓式(おおはらいしき)
例年6月28日(夏越しの大祓)
境内参道で茅の輪くぐりができます。期間は、6月1日~7月7日。12月1日~1月7日(年越しの大祓)
花・木 八重桜(4月中旬)・御衣黄(花は淡い緑色)・福禄寿(花は大輪の淡い紅紫)

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