熊野神社
くまのじんじゃ
解説
ここ熊野神社は、正和元年(1312)西蓮寺住職淳慶阿闍梨が紀州熊野三社権現を勧請し、 下村(現在の志茂)の鎮守とされています。現在の社殿は昭和43年に改築されたもので、 社殿右の末社が旧本殿で、文政5年(1822)に造られたものです。
毎年2月7日には「白酒祭」(オビシャ行事)という行事が行われます。 この祭は総代たちが弓矢で、大きな丸に「鬼」と書かれた的を射抜き、その年の吉凶を占います。 その後に白酒(甘酒)と短冊形の切り餅が参拝者にふるまわれます。 こうした行事は都内では数少なく、地域の生活文化を知るうえで大変貴重です。 北区無形民俗文化財(風俗慣習)に指定されています。
※最近、神社境内に縁結びの神木《梛の木》が生育したそうなので、 縁結びをお願いしたい方は、立ち寄ってみるとよいでしょう。
説明板 | 北区教育委員会設置文化財説明板/熊野神社白酒祭(オビシャ祭) |
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所在地 | 志茂4ー19ー1 |
連絡先 | 03-3902-2140 |
行事 |
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トイレ・バリアフリー | 社殿裏手の公園内にあり |