王子稲荷神社

おうじいなりじんじゃ

解説

関東稲荷総社の格式を持ち、江戸時代より庶民に親しまれてきました。 大晦日、稲荷の使いである狐が、近くの榎の下で身なりを整え、この神社に初詣をするという言い伝えがあります。
年末には地元の方々の催す「王子狐の行列」が新しい風物詩となっています。 また、毎年2月の午の日に開かれる凧市は、たびたび大火にみまわれた江戸庶民たちが「凧は風を切る」として火事除けの縁起をかつぎ、今なお親しまれています。
国認定重要美術品の「額面著色鬼女図」、谷文晁の龍図を所蔵しています。 境内にある「狐の穴跡」は、落語「王子の狐」の舞台にもなっています。

「額面著色鬼女図」と「天井画」を見る

説明板北区教育委員会設置文化財説明板/額面著色鬼女図
所在地岸町1-12-26
連絡先 03-3907-3032
行事 絵馬の公開
1月1~3日と2月の午の日 10:00-16:00
額面著色鬼女図 絵馬が公開されます。
凧市
2月午の日、10:00-18:00
初午祭の縁日で、神社からは「火防けの凧守」が授与される。境内でも凧屋が店を出し、賑わう。
大晦日・狐の行列
12月31日、23:00-0:30
姉妹社の装束稲荷神社より、狐のお面や装束を身につけた人々が行列して王子稲荷神社へ正月の参拝をする。
王子狐の行列ホームページ(外部リンク)
花・木 サクラ、モミジ、ツバキ、アジサイ
トイレ・バリアフリー トイレ :あり

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