田端文士村記念館
たばたぶんしむらきねんかん
解説
芥川龍之介、小杉放庵、室生犀星、板谷波山など、田端を拠点にした文士・芸術家たちの作品資料の展示や講演会などさまざまなイベントが行われます。
田端は明治の中頃、雑木林や田畑の広がる閑静な農村でしたが、明治22年、上野に東京美術学校(現、芸大)が開校されると、若い芸術家が次第に集まるようになりました。
明治33年に小杉放庵、36年に板谷波山が移り住むと、吉田三郎(彫刻家)、香取秀真(鋳金家)、山本鼎(洋画家)らが次々と田端に住むようになり、親睦団体「ポプラ倶楽部」も生まれ、明治末期には芸術家による「芸術村」のようになりました。
そこへ、大正3年に芥川龍之介、5年に室生犀星が田端に住み始め、彼らの文士としての名声が高まるにつれ、萩原朔太郎、堀辰雄、菊池寛、中野重治らも田端に移り住むようになり、大正から昭和の初めにかけて、田端は「文士村」となりました。
所在地 | 田端6-1-2 |
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連絡先 | 03-5685-5171 |
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は4時30分まで) |
行事 | 詳細は(公財)北区文化振興財団のホームページをご参照ください。 http://kitabunka.or.jp/kitaku_info/index.php |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝日のときはその翌日) 祝日の翌日/年末年始(12月29日~1月3日) この他、展示替えのため、臨時休館することがあります。 |